アラフォー男子の育児休暇日報 改め アラフォー男子の育児日報

40歳を過ぎて男子が産まれ、育児休暇を取得してからの子どもとの日々を綴るブログ。

三尖弁閉鎖不全症

いつの頃からか忘れたが、

妊娠の経過の診断とかが

クリニックから病院に変わっていた。

定期健診みたいなのが病院になり、

役所からはクーポン券みたいのが配られ、

無料で受診できたようだ。

詳細は分からないが。

 

妊娠の段階で子育ての支援がある。

これは行政により異なると思うが、

千代田区だと準備とかで数万円もらえたり、

港区だと出産助成金が60万円だったりする。

千代田区とか港区とかに住んでいる人は

裕福そうだから要らないと思うけど。

 

病院は知り合いがいて家からも

タクシーですぐのところに。

これならば出産の時もすぐに行ける。

会社からも地下鉄に乗れば1本なので便利だ。

 

この病院で分かったことがある。

どうやら子どもの心臓に違和感があるとのこと。

おそらくこの病院でないと分からなかったことだし、

(クリニックでは分からなかったし)

この病気の人が一生、知らずに終わることもあるとのこと。

 

最初は影が、と言われたが最終的には産まれてみて、

診てみないと分からないと言われる。

それはそうだろう。

お腹の中にいる時にそこまで分かるのがすごいと思ったが、

たまに私が健康診断で不整脈と言われるのと

関係があるのかもしれない。

何が原因かは分からない。

 

心臓の一部が塞いでいないのか、

血液が逆流している三尖弁閉鎖不全症のようだった。

出産後の診断では何とかの異形と言われた気がする。

産婦人科と小児科と心臓外科の先生に

多くの可能性を言われたが、それが仕事なのだろう。

 

ただし、今すぐどうこうという話ではない。

無事に母子ともに5日後に退院した。

産まれた次の日からGCUというところに

入っていたが問題なかった。

これから経過を診ていこうこ。

 

先生方の説明を聞くと今にも死にそうな勢いで、

長くない命のようだったが、

この前、診てもらった小児科の先生には

改善していて経過観察の期間が長くなり、

重い病気だったら退院させていない、と。

それはそうだ、少し安心した。

今でも順調で1日に50グラムくらいの速度で

相対的には大きい部類に成長している。

産まれた時は3,000グラムで今は3,800グラムに。 

ありがたい。

 

 

 

育児休暇から一週間

子どもが産まれて三週間、

育児休暇を取得して一週間が経った。

それでも先週は少し仕事があって出勤したので、

実質、今週から育児休暇に入ったと言ってもいい。

 

子どもが産まれて知ることはたくさんある。

この年齢になって知ることはまだまだ数多くある、

ということだろう。

 

二点、大きなことがあり、

まず曜日の感覚がなくなった。

今日が何曜日だろうときにならない。

見るべきテレビ番組は録画しているので、

どうでもいい。

となると曜日はもはや関係ない。

外に出て初めて今日が何曜日か知るが

今のところ不便はない。

 

次は二人とも無職のようだ。

私は育休で妻が産休だが、

まるで無職のようだ。

やるべきことはたくさんある。

 

子どもは計ったかのように3時間おきに泣く。

オムツを替えてミルクを飲ませる。

これで寝てくれればいいが、そんなに簡単には寝ない。

結局、寝不足になる。

独りでもできそうであるが、

これを続けてやるとなると無理だろう。

それくらいの客観的判断はまだできる。

 

どのくらいまで続くのかは分からないが、

今にしかできないのは確か。

貴重な時間だ。

 

 

 

 

染色体検査

我々の第一子は高年出産(高齢出産)になる。

結婚した時点で妻は35歳を過ぎていたので、

当然と言えば当然。

最初はこれが何を意味するのか

気にならなかったが、徐々に意味が分かってきた。

すんなりいかずにいろいろとあった。

 

妊娠2ヶ月か3ヶ月の時に染色体検査を受ける。

妻から話があった時に何を意味するのか分かっていなかったが、

産まれてくる子どもにいわゆる”異常”がないかの検査だ。

費用は20万円くらいするが受けることにした。

羊水検査は少しでも(1%以下)流産の危険があったので、

とりあえず今は受診しないことに。

 

調べると血液検査だけのようであるが、

わりと分かることがあるようだが、

同時に分かったことがあった。

身体奇形と発達異常(ダウン症等)は母体年齢別にみると

20歳で1/2000、35歳で1/365、40歳で1/100のリスクがあるとのこと。

我が家の場合、年齢的にみると1/200の確率になる。

 

年齢が高くなると出生に対する割合が高いが、

実際のダウン症候群児の大多数は35歳未満の方からの出生とのこと。

これは母数の問題だろう。

 

年齢が高くなるとリスクも高くなり、

若い方が妊娠がしやすい等、出産だけを考えると若い方がいい。

経済力とか総合的に考えると、人それぞれだ。

 

ちなみに受ける際には

 

胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者。

 母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者。

 染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある者。

 高齢妊娠の者。

両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が 13 トリソミーま たは 21 トリソミーとなる可能性が示唆される者。

 

に該当する妊婦だけのようだ。

日本産科婦人科学会

「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針」

にあった。

 

検査を受ける際に言われたかは忘れたが、

検査結果を聞きに行った際に、

カウンセラーの方に

「検査で疑いがあった場合のことは話しましたか?」

と聞かれた。

正直、考えていなかった。

なんとなく疑いがあった時には中絶も考えていたが、

検査結果を聞かないと意味がないことと思え、

考えなかった。

後で妻に聞いたら、最初は中絶の意向だったが、

時期は短いがお腹で育てていたので産もうと思っていた、と。

どちらも正解だ。

 

結果、この検査では問題なかった。

ただし可能性はゼロではないが、これは誰にも当てはまること。

そんなよく分からないことん気をとられるよりも、

妊娠の時期を楽しんだり、無事に産まれてもらうことを

考えた方が建設的だ。

それしかないし。

 

この検査自体、デリケートなもの。

受けるかどうかはご本人次第。

他人のことはどうでもいいが、

我が家の場合、ただでさえ高齢だったので。

やれることはやって後悔がないようにし、

その時に万が一、ダメだった場合でも

やれることは全部やったので良いだろう、

という基本方針があった。

何かに迷った場合はこの考えに戻ればいい。

選択に迷うことはない。

 

子どもは無事に産まれている。

生後20日くらいだが、毎日50グラムくらい大きくなっている。

きっちり3時間おきに泣いてくれるので、

毎日の睡眠時間は夫婦ともに3時間がマックスだ。

分担すれば良いかもしれないが、

母乳に分担も何もない。

今、この時期は今しかない。

 

やれることは全部やろう、

が基本方針なのでなるべく夫婦共同でやっている。

おしっこを引っかけられるのもほぼ同時、

オムツからうんちが漏れたのもほぼ同時に経験した。

 

この年齢になっても初めての経験はいくらでもある。

日々、勉強。

とりあえず毎日が眠い。

育児休暇が取れて良かった。

一人では無理だし、沐浴なんて二人でないと無理だと思う。