アラフォー男子の育児休暇日報 改め アラフォー男子の育児日報

40歳を過ぎて男子が産まれ、育児休暇を取得してからの子どもとの日々を綴るブログ。

染色体検査

我々の第一子は高年出産(高齢出産)になる。

結婚した時点で妻は35歳を過ぎていたので、

当然と言えば当然。

最初はこれが何を意味するのか

気にならなかったが、徐々に意味が分かってきた。

すんなりいかずにいろいろとあった。

 

妊娠2ヶ月か3ヶ月の時に染色体検査を受ける。

妻から話があった時に何を意味するのか分かっていなかったが、

産まれてくる子どもにいわゆる”異常”がないかの検査だ。

費用は20万円くらいするが受けることにした。

羊水検査は少しでも(1%以下)流産の危険があったので、

とりあえず今は受診しないことに。

 

調べると血液検査だけのようであるが、

わりと分かることがあるようだが、

同時に分かったことがあった。

身体奇形と発達異常(ダウン症等)は母体年齢別にみると

20歳で1/2000、35歳で1/365、40歳で1/100のリスクがあるとのこと。

我が家の場合、年齢的にみると1/200の確率になる。

 

年齢が高くなると出生に対する割合が高いが、

実際のダウン症候群児の大多数は35歳未満の方からの出生とのこと。

これは母数の問題だろう。

 

年齢が高くなるとリスクも高くなり、

若い方が妊娠がしやすい等、出産だけを考えると若い方がいい。

経済力とか総合的に考えると、人それぞれだ。

 

ちなみに受ける際には

 

胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者。

 母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者。

 染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある者。

 高齢妊娠の者。

両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が 13 トリソミーま たは 21 トリソミーとなる可能性が示唆される者。

 

に該当する妊婦だけのようだ。

日本産科婦人科学会

「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針」

にあった。

 

検査を受ける際に言われたかは忘れたが、

検査結果を聞きに行った際に、

カウンセラーの方に

「検査で疑いがあった場合のことは話しましたか?」

と聞かれた。

正直、考えていなかった。

なんとなく疑いがあった時には中絶も考えていたが、

検査結果を聞かないと意味がないことと思え、

考えなかった。

後で妻に聞いたら、最初は中絶の意向だったが、

時期は短いがお腹で育てていたので産もうと思っていた、と。

どちらも正解だ。

 

結果、この検査では問題なかった。

ただし可能性はゼロではないが、これは誰にも当てはまること。

そんなよく分からないことん気をとられるよりも、

妊娠の時期を楽しんだり、無事に産まれてもらうことを

考えた方が建設的だ。

それしかないし。

 

この検査自体、デリケートなもの。

受けるかどうかはご本人次第。

他人のことはどうでもいいが、

我が家の場合、ただでさえ高齢だったので。

やれることはやって後悔がないようにし、

その時に万が一、ダメだった場合でも

やれることは全部やったので良いだろう、

という基本方針があった。

何かに迷った場合はこの考えに戻ればいい。

選択に迷うことはない。

 

子どもは無事に産まれている。

生後20日くらいだが、毎日50グラムくらい大きくなっている。

きっちり3時間おきに泣いてくれるので、

毎日の睡眠時間は夫婦ともに3時間がマックスだ。

分担すれば良いかもしれないが、

母乳に分担も何もない。

今、この時期は今しかない。

 

やれることは全部やろう、

が基本方針なのでなるべく夫婦共同でやっている。

おしっこを引っかけられるのもほぼ同時、

オムツからうんちが漏れたのもほぼ同時に経験した。

 

この年齢になっても初めての経験はいくらでもある。

日々、勉強。

とりあえず毎日が眠い。

育児休暇が取れて良かった。

一人では無理だし、沐浴なんて二人でないと無理だと思う。

 

着床

妻が妊娠した時のことは今でも覚えている。

それは2回あり、OTCの市販のものでの妊娠と

クリニックに行った時に分かった時のこと。

 

我が家はともに働いている。

スーパーに買い出しに行くのは日曜の一回のみ。

ここで一週間分の食材を買うが

一週間持つわけがない。

 

ネットスーパーを使ったのは妊娠して重いものを

運ぶのが二人で限界になってからだ。

これは便利だが自分の目で見たり、セレンディピティー的な

出会いがない。

スーパーに出会いは少ないと思うが、ゼロではない。

 

そんな食生活なので木曜には食材がなくなるので、

夜は外食になる。

その日はいつもの金曜と変わらず、

家の近所のイタリアンで食事をしようとして、

お店集合にしようとしていた。

 

だが、いったん家に帰ってからとなった。

何かおかしい。

家に帰る理由がないので、何かをやらかしたと思った。

思い当たる節はない。

仕事的なことだろうか。

それならばお店でもいい。

とりあえず、家に帰ると妊娠したらしいと告げられた。

 

ただ市販のものなので正確かは分からないので

クリニックに行って調べてもらうことに。

それはそうだ。

これが一回目。

 

都合がつかなかったので妻が独りで行って妊娠が分かった。

もう少し様子を見ないと分からないとのことだった。

その次の週か2週間後かは忘れたが、次の時は私も行った。

 

婦人科で男の人はいない。

先生くらいだ。

受診する女性はいろいろなことやおもいを抱えているので、

男性がいるのは不快だろう。

なんとなくそんな空気は感じたので、

いつも奥の方にいた。

クリニックは適度に待合が分かれていたので、

十分な距離を保つことができる。

 

2回目は妻というより先生から妊娠を聞いた。

というのも、診察室に入るのにマイクで呼んで入るが、

そのマイクが入ったままでかすかに会話が聞こえたからだ。

 

「順調に進んでいますね」

という先生からの言葉があり、

出てきた妻から同じことを言われた。

ならば、順調だ。

その時、妻の目には涙があった気がする。

それを見て泣きそうになったのを覚えている。

 

出産して退院した時も同じ感じがした。

 

次の目標は安定期を迎えることにした。

これくらいしか分からないので。

この時は親族以外には伝えなかった。

高齢もあるし、どうなるか分からないからだ。

あらぬ期待を両親にかけたくないし

(初孫になるし我が家には孫がいない)

本当にどうなるか分からないし。

 

私には兄がいて10ヶ月で亡くなったのもあるし。

 

 

育児休暇

今日から育児休暇に入る。

育児休暇を許してくれて

会社には感謝している。

ありがたい。

 

そもそも取得しようとしたのは、

この大事な時期は二度とないと思ったので。

どうせ10年くらいしたら話をしてくれないと思うので。

私がそうであったように。

 

妻も私も実家は近い。

いざとなったらタクシーで15,000円くらいだ。

昼間とかに子どもを見てくれることも可能。

 

ただ一番大きいのは保育園問題。

これが難しいと思っていた。

産まれる前から認可で家から通える範囲の保育園を

見学して、自分たちなりに良さそうなところを

優先順位を付けて産まれる前に役所に提出した。

産まれる前から保活は始まる。

 

ただ2月3日までに産まれれば4月の0歳枠に入れる権利があるが、

産まれたのは6日。

この4月は難しくなった。

こればかりはしょうがない。

産まれてくれただけでありがたい。

 

認可外は家から遠いし、役所に聞くと100人規模の待ち状況。

ある認可外の保育園に電話したら3月までの見学が埋まっていた。

そんな状況ならば入れるわけがない。

本当に出生率というか子どもの数が少なくなっているのだろうか。

 

ということが容易に想像できたので、

妊娠が分かったときに育児休暇を取ろうと思った。

会社には安定期に入ってから意思を伝えた。

 

期間は保育園が決まるまで。

来年の4月に入れればラッキーだろうか。

それもダメそうならば引越しとかも考えないといけない。

ペーパー離婚はしないけど、そこまでやることだろうか。

母子手当も不法に取得していることになるし。

 

人さまのことはまぁいい。

自分の子どもだ。

一緒に住むようになって分かったが、大変だ。

シングルマザーとか一人ではないかと無理だろう。

その辺のことはまたの機会に。

みな、同じだと思うけど。